吹きガラスの道具
吹きガラスを作るためのいろいろな道具
吹きガラスを制作するための道具には、江戸・明治以来、日本で使われてきたものや、近年欧米から輸入されたものなど、さまざまなものがあります。当ガラス工房に備わっている基本的な各種道具類を、吹きガラスが初めての方にもわかりやすく紹介していきます。
吹きガラスの基本道具
ウッドブロック | |
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柄のついた木製(サクラ)の椀状の道具。ガラス種などを丸く整えるのに用います。使用する前には水を十分に含ませておきます。 |
紙ごて | |
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木の棒に新聞紙を巻き付けてテープでとめ、水に濡らしたもの。ガラスに傷が付きにくく、ガラス成形の仕上げなどに使われます。 |
紙リン | |
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新聞紙を重ねて折り、水を十分に浸透させたもの。ガラスの形状を整えるために使用します。 |
木ごて(パドル) | |
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ガラスを平らにするときに用いる柄付きの木(サクラ)の板。熱よけなどに使用することもあります。 |
口切りばさみ(カップシェアその他) | |
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主にガラスの器などの口部分の処理に用いる道具で、植木用のはさみなどでも代用できます。 |
スレッディングマシーン | |
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竿を乗せて回転させると、竿の位置が少しずつずれて、等間隔の螺旋状にガラスを巻いていくことができます。 |
種切りばさみ(ダイヤモンドシェア) | |
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ガラスを切るための道具です。刃の形状が特殊で、「く」の字型になっているため、普通のはさみとは異なり切り口が一点に絞られます。 |
洋ばし(ジャック) | |
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ガラスの形を整えたり、筋目を入れるのに使う金属製の道具。刃の部分にはワックス(蜜ろう)を塗って、すべりやすくして使います。 |
パストレリ | |
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ガラスのパーツなどを陶板や金属板の上に乗せて、グローリーホールで温めるときに使用します。 |
パファー | |
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細いパイプに円錐状のかさが付いた金属製の道具。吹き竿から切り離したあとに、息を吹き込むときに使います。 |
ピンサー(大きいピンセット) | |
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ガラスをつまんだり、引っ張ったり、細工をするときに用いる道具。 |
吹き竿 | |
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吹きガラス制作でなくてはならない、ガラス種を巻き付けたり、ガラス種に息を吹き込んだりするために使うのが吹き竿。 長さは130cm前後。 |
ポンテ竿 | |
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金属やステンレス製の棒で、ガラス種を巻き取ったり「ポンテ取り」に使用。グリップ付きのもの、先端だけ細くなっているものなどがあります。 |
モールド | |
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ガラスをなかに入れて型を付けたり、棒状のガラスを作るときなどに使われます。金属製のものが一般的です。 |
※吹きガラス工房のレンタルなどで、道具に関してご質問がある場合は、お気軽にお問い合わせください
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